先日のお盆中に戸建のご入居者様より1階と2階の両方のトイレが流れないとの案件がありました。
当社が提携している休日夜間対応センターに出動してもらい、応急でローポンプを使って排水不良を改善させたのですが、排水桝を確認すると流れに澱みがあるとのことで、応急対応では根本解決ができませんでしたとの報告がありました。
3日後、再度同じ症状が発生し休日夜間対応センターにて対応してもらい、翌々日の3度目の詰まりが発生する前に現地確認及び根本修繕を当社提携の水道業者にて実施することができました。
本物件は中古住宅をリノベーションし、最近ご契約・ご入居いただいた物件で想定されるケースとして最新の節水トイレに交換したため、昔の配管勾配では水量不足で流れていかず澱んでしまっている、又は築年数が20年近いため、配管の一部が経年劣化等で歪んでしまい勾配が小さくなっている場所ができてしまい澱んでしまっていることが考えられました。
しかし、水道業者にて配管の清掃を実施した後、スコープで確認すると想定を超えることが発生しておりました。
なんと外部の排水桝(ちょうどトイレの排水が流れ込む桝)にその近くに生えていた植栽(伐採済)の根っこが入り込んでいたのです。水道業者にて根っこ部分の除去を実施し、排水テストを実施したところ勢いよく排水最終桝(道路の下水道に流す最後の桝)に流れてきて修繕工事を完了することができました。
トイレが使えないと、ご入居者様も安心して生活ができません。今回は、お盆の夜間にも係わらず応急対応を速やかにしたこと、又、お盆開けすぐに根本改善したことを大変感謝して頂きました。
住まいには色々と想定できない事案もあるものだと、つくづく実感した次第です。